楽天の2捕手が現役引退 足立「違う形で恩返し」 下妻「ファンには本当に感謝」

現役引退が発表された楽天・足立祐一(左)と下妻貴寛【写真:荒川祐史】
現役引退が発表された楽天・足立祐一(左)と下妻貴寛【写真:荒川祐史】

ともに球団職員としてチームに残る

 楽天は21日、足立祐一捕手と下妻貴寛捕手が現役を引退すると発表した。足立はアマ担当のスカウト、下妻はブルペン捕手となる。2人は球団を通じてコメントを発表した。

 足立は社会人野球のパナソニックから、2015年のドラフト6位指名を受け入団、今季は10試合出場にとどまった。1軍通算成績は215試合に出場し打率.195、5本塁打、29打点。「2021シーズンをもちまして、現役を引退することにしました。6年という現役生活でしたが、常に応援してくださったイーグルスファンの皆さん、本当にありがとうございました。今後はアマチュアスカウトとして、これからの楽天イーグルスを背負って立つ選手たちを発掘し、違う形で球団、イーグルスファンの皆さんに恩返しをしていきたいと思います」とコメントした。

 また下妻は酒田南高(山形)から2012年のドラフト4位で入団。2018年オフには一度育成選手となり、2019年にはBCリーグの埼玉武蔵への派遣も経験した。通算72試合に出場し打率.155、1本塁打、11打点。「プロに入り9年間、怪我もあり、育成選手も経験しました。どのような時もたくさんの方々に支えられて、やってくることができた9年間だったと思います。支えてくださった皆さん、応援してくださったファンの皆さんには本当に感謝しかありません。これからは裏方として、選手一人ひとりをサポートしながら、東北のチームである楽天イーグルスを支えていきたいと思います」と今後への決意を語っていた。

(Full-Count編集部)

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