大谷翔平の“元相棒”がツインズ・前田健太と共闘? 米メディア指摘「現実的な選択肢」

レッドソックスからFAのホセ・イグレシアス【写真:Getty Images】
レッドソックスからFAのホセ・イグレシアス【写真:Getty Images】

イグレシアスは本塁打の大谷を出迎える姿で話題に

 エンゼルス・大谷翔平投手の元“相棒”が、FAとなりツインズ入りの可能性があるという観測が米メディアから出ている。「ジ・アスレチック」は、アンドレルトン・シモンズ内野手がFAとなったツインズの「現実的な選択肢」として、今季はエンゼルスとレッドソックスでプレーしたホセ・イグレシアスの名前を挙げている。

 これは「ツインズは次の先発遊撃手を獲得するにあたり、頭を柔らかくする必要がある」と題した記事で指摘されている。ツインズ傘下にはロイス・ルイス内野手とオースティン・マーティン内野手という有望株がいるものの、まだメジャーで遊撃を守る準備ができておらず、ホルヘ・ポランコ内野手やニック・ゴードン内野手は遊撃手候補とはみなされていない。これは球団の外から、新たなレギュラー遊撃手候補を連れてこなければならないことを意味する。

 記事は「ツインズは遊撃手の獲得を、今オフの補強リストの優先事項にしている」と見ており、デレク・ファルビー編成本部長は「並べられた選択肢をもとに、柔軟に考えていく必要がある」と話している。

 ただネックになるのは予算だ。記事は、ツインズは補強予算の大半を投手陣に投じる可能性が高いとしている。有望株がいずれメジャー昇格し遊撃を守る可能性もあり、大金を投じて大物遊撃手を獲得する可能性は低いと予測している。

 そこで「現実的な選択肢」として最初に名前が挙がったのがイグレシアスだ。球界でも屈指の“魅せる守備”ができる選手であること、そして長期契約を結ばずとも獲得できる可能性が高い「安価な」選手であることを理由としている。

 イグレシアスは昨オフ、オリオールズからトレードでエンゼルスへ移籍。本塁打を放った大谷翔平投手を真っ先にベンチで出迎える姿が話題となった。9月に放出されたものの、すぐレッドソックスへ移籍。こちらも本塁打を打った選手を乗せてベンチ内を爆走するカートの“押し役”としてムードメーカーを務めていた。今度は前田健太投手と同僚になる可能性があるのか、行先に注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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