大谷翔平の移籍は「球界を揺るがせた」 MLB公式が回顧「デビュー前から…」

エンゼルスに入団した大谷翔平(右)とマイク・ソーシア監督(当時)【写真:Getty Images】
エンゼルスに入団した大谷翔平(右)とマイク・ソーシア監督(当時)【写真:Getty Images】

MLB公式「全30チームが提案書を書いた」

 今季ア・リーグのMVPに輝いた大谷翔平投手は、2017年オフにポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を決断。複数球団と直接面談してエンゼルスに移籍した。MLB公式サイトは「球界を揺るがせたFAの決断」の一つに大谷の契約を挙げ、「デビュー前からMLBを夢中にさせた」と振り返っている。

 メジャーリーグでFAが導入されてから数多くの契約が結ばれてきたが、「球界を震撼させ、力関係を再整理させたFA契約がいくつかある」と記事は説明。その一つに大谷の例を挙げ、次のように伝えている。

「メジャーデビュー前からMLBを夢中にさせた日本出身の二刀流スーパースターのオオタニ。彼をどの球団が獲得するのかが、(2017年の)オフシーズンで最も熱い話題だった。当時23歳だったオオタニが球団にフィットする理由をアピールしようと、全30チームが提案書を出した」。大谷側はその後、7球団(レンジャーズ、マリナーズ、エンゼルス、カブス、ジャイアンツ、パドレス、ドジャース)に絞り、直接面談を実施。エンゼルスを選択した。

 記事では他に1992年オフのバリー・ボンズ(ジャイアンツ)、2003年オフのブラディミール・ゲレーロ(エンゼルス)、2011年オフのアルバート・プホルス(エンゼルス)、2018年オフのブライス・ハーパー(フィリーズ)、2019年オフのゲリット・コール(ヤンキース)らの移籍を挙げている。

(Full-Count編集部)

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