大谷翔平、二刀流の価値は5割打者並み? 現役剛腕2人が絶賛「MVPを何度も受賞する」
ジオリト「40本塁打くらいを打ち続けるだろう」
今季のア・リーグMVPを受賞した大谷翔平投手を、メジャー屈指の先発右腕2人が激賞した。レイズのタイラー・グラスノーとホワイトソックスのルーカス・ジオリトが米メディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演。大谷が今後もMVPに輝く可能性が高いと語っている。
グラスノーは今季右肘を痛めて6月に離脱するまでに5勝をマーク。大谷には5月3日(日本時間4日)に中越え弾を浴びた。ジオリトは今季11勝。大谷には2018年7月23日(同24日)に中越え弾を打たれている。
番組で司会者から「私たちはオオタニがダントツのMVPになると予想し、その通りになった。ルーカス、これから先、自分の子どもや孫に『私はあの男と対戦したんだよ』などと話すと思うかい?」と質問されたジオリトは「僕は彼にどでかいホームランを打たれたんだ。エンゼルスタジアムのセンターど真ん中に。覚えている」と答え、グラスノーも「僕もだよ!(笑)」と応じた。
そして、ジオリトは“投手・大谷”について分析。「これから良くなっていく一方だと思うよ。落ち着いて、より多くのイニングを投げられるようになる。(今年と)似たような成績を続けていけるだろう。彼の球はとんでもなく素晴らしいからね。四球を減らすという点でも良くなっていくと思う。それ(四球)が唯一大きな問題になっていた点だ」と語った。さらに打撃について「40本塁打ぐらいは打ち続けるだろう。つまり、僕は彼がMVPを何度も受賞すると見ているよ。投打両方でそれだけのことができるんだからね」と述べている。
これにグラスノーも同調。「どうやったら(大谷以外の)他の選手がMVPになれるというんだい? 20試合に先発して防御率4.00、打撃で打率.270、30本塁打という成績でも純粋な価値は他の誰も寄せ付けないだろう。ブラッドJr.(ゲレーロJr.)も『ア・リーグのMVPになるのは無理だよ』という感じだろう」と語った。ジオリトが「ああ、彼は4割を打たないといけない」と述べると、グラスノーは「5割かもね。だって投手はできないんだから。クレイジーだよ」と応じている。
(Full-Count編集部)