レアードが開幕戦で“寿司1貫目” 目標40本塁打へ「ひたすらこれを続けたい」

日本ハムのブランドン・レアード【写真:石川加奈子】
日本ハムのブランドン・レアード【写真:石川加奈子】

苦手・菊池から左中間へ一発「ホームランは気持ちがいい」

 日本ハムのブランドン・レアード内野手が30日、本拠地での開幕戦で今季1号2ランを放った。

 8点を追いかける6回2死一塁、カウント1-2から西武・菊池の低めスライダーをすくい上げ、左中間スタンドに放り込んだ。

「最初からボールがよく見えていた。変化球でストライクを取られ(初球スライダーを空振り)、2ストライクになって、間違いなく来ると待っていた球を打つことができたよ」。読み勝ちして仕留めた快心の一打を満足そうに振り返った。

 例年5月から調子を上げるタイプだったが、今季はオープン戦で5本塁打14打点、打率.297の好成績をマーク。「強く叩くことを意識して、同じアプローチを続けて打席に立っている。とても調子がいいので、ひたすらこれを続けたい」と絶好調でシーズンインした。

 昨季10打数無安打4三振と苦手にしていた左腕から最高に美味しい寿司1貫目を握った。「ホームランは気持ちがいい。勝ちがつかなかったのは残念だけど、まだ1試合目。引きずらずに明日から新しい気持ちでやるよ。40本? 先は長いけど、開幕戦で1本打てたことはプラス要素だね」。

 本塁打王を獲得した16年の39本を上回る40本塁打を目標に掲げる今季、幸先の良いスタートを切った。

【動画】苦手の菊池から“寿司1貫目”、レアードの2018年初ホームラン!

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