ベストナイン発表 リーグVのヤクルトとオリックスから最多4人、初受賞が10人

ヤクルト・村上宗隆(左)とオリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】
ヤクルト・村上宗隆(左)とオリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

オリックスからは山本由伸、宗佑磨、吉田正尚、杉本裕太郎の4選手

 NPBは14日、今季セ・パ両リーグのベストナインを発表した。リーグ優勝したヤクルトとオリックスから最多となる4選手が名を連ねた。両リーグで計10人が初受賞という新鮮な顔ぶれとなった。

 オリックスから選ばれたのは最多勝、最優秀防御率、最高勝率など投手部門のタイトルを総なめにした山本由伸投手、三塁手でゴールデングラブ賞を獲得した宗佑磨内野手、外野手部門で首位打者、最高出塁率の吉田正尚外野手、本塁打王の杉本裕太郎外野手。

 オリックスからの4選手選出は、1989年以来32年ぶり。1989年は一塁手でブーマー・ウェルズ内野手、三塁手で松永浩美内野手、外野手で藤井康雄外野手、指名打者に門田博光外野手が選ばれていた。

 セ・リーグでは日本一になったヤクルトから中村悠平捕手、二塁手で山田哲人内野手。三塁手で村上宗隆内野手、塩見泰隆外野手の4人が選ばれた。両リーグの選出選手は以下の通り。

【セ・リーグ】
投手:柳裕也(中日)5年目で初
捕手:中村悠平(ヤクルト)6年ぶり2度目
一塁手:J・マルテ(阪神)3年目で初
二塁手:山田哲人(ヤクルト)2年ぶり6度目
三塁手:村上宗隆(ヤクルト)4年目で初(一塁で1度)
遊撃手:坂本勇人(巨人)4年連続7度目
外野手:鈴木誠也(広島)6年連続6度目
外野手:近本光司(阪神)3年目で初
外野手:塩見泰隆(ヤクルト)4年目で初

【パ・リーグ】
投手:山本由伸(オリックス)5年目で初
捕手:森友哉(西武)2年ぶり3度目
一塁手:レアード(ロッテ)7年目で初(三塁で1度)
二塁手:中村奨吾(ロッテ)7年目で初
三塁手:宗佑磨(オリックス)7年目で初
遊撃手:源田壮亮(西武)4年連続4度目
外野手:杉本裕太郎(オリックス)6年目で初
外野手:吉田正尚(オリックス)4年連続4度目
外野手:柳田悠岐(ソフトバンク)2年連続6度目
指名打者:近藤健介(日本ハム)3年ぶり2度目(外野で1度)

【表を見る】セ・パ両リーグベストナインの詳細な投票結果

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