銀メダルは「最初凄くガッカリした」 DeNAオースティンが振り返る東京五輪
横浜スタジアムで打率.411、2本塁打、7打点をマーク
DeNAのタイラー・オースティン外野手が、米国代表として銀メダルを獲得した今夏の東京五輪を振り返った。USAベースボール公式YouTubeに出演。「米国のユニホームに袖を通し、1つの目標に向かって一致団結する気持ちは言葉で説明できない。メジャーリーガーとして初めて打席に立った時より、オリンピックの初打席の方が緊張した。チームの一員としてプレーできたことを本当に感謝している」と語った。
東京五輪では本拠地でもある横浜スタジアムを舞台に打率.417、2本塁打、7打点と活躍。決勝で日本に敗れたが、ベストDHにも選出された。銀メダルには「最初凄くガッカリした。僕たちは大事な場面で安打が打てなかった」と振り返る。それでも「『銀メダルを取ったんだ』と言える人が、一体どれほどいるのだろうかと思うようになった。最終的に(優勝には)届かなかったけど、銀メダルは特別だし、手にすることができたのを当然だとは全く思っていないよ」と誇りを口にした。
DeNAで2年目のシーズンを終え、現在はオフを過ごしている。モデルの妻ステファニー・ダナさんがトレーニング好きとあって「妻が僕のトレーナーだからね。日々成長するために僕の背中を押してくれているよ。先のことではなく、今目の前にあることを考えるようにとね」と充実した日々を過ごしている様子。「本来僕はあまり休みを取らないけど、僕たちはこのオフシーズン中に少し旅行をするつもりさ。今月末にはジャマイカへハネムーンに行くんだ」と幸せそうに明かしていた。
(Full-Count編集部)