【PR】DAZN&BS日テレで復活 「シン・ブラックジャイアンツ計画」を先取り紹介
12月17日にDAZNでパイロット版独占配信、MC長嶋一茂さん「真剣に楽しみたい」
「ブラックジャイアンツ化計画」。この言葉を聞いて懐かしさがよみがえる人は、なかなか年季が入った巨人ファンだろう。2002年9月まで2年間、日本テレビで毎週日曜の夕方に放送されたニュース・情報番組「The独占サンデー」で人気コーナーだったのが「中居正広の世界ブラックジャイアンツ化計画」だ。
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コーナーでは番組MCを務めた元巨人の長嶋一茂さんに、巨人ファンで知られるタレントの中居正広さんが巨人に関するクイズを出題。中居さんは親しげに「一茂ちゃん」と呼ぶ長嶋さんに不正解を連発させ、MCからの降板を目論んだ。想像を超えるマニアックなクイズに大苦戦を強いられた長嶋さんは、コーナーを通じて中居さんと親交を深めた当時をこう振り返る。
「クイズの内容がすごいなと思いました。中居さんの野球愛、ジャイアンツ愛、原監督愛、コアな部分の知識には舌を巻きました。中居さんみたいにすごく影響のある方が、折に触れてジャイアンツのことを話してくれるのはテレビ界にとっても、野球界にとってもいいことだと思っていました」
長嶋さんも楽しんだという伝説のコーナーが、約20年の時を経て復活することになった。来年1月中旬からDAZNとBS日テレで「シン・ブラックジャイアンツ計画」として放送開始。そして、一足早くパイロット版「エピソード0」が12月17日よりDAZNで独占配信される。
地上波だけだった前回と異なり、今回はいつでもどこでも視聴可能となる。長嶋さんは大きく変わった映像メディアの環境に「ネットも含めて連動していくということで、すごくいい環境の中、いろんな発信、配信ができるのかなと思っています。僕自身もその反応が気になりますし、すごく興味があります。僕が普段つながっているのはテレビとラジオで、ネットと連動する経験がありません。1つの勉強ですし、面白くしていければいいですね」と期待を膨らませる。
プロ野球を取り巻く環境も、テレビをつければ地上波で当たり前のようにナイターを放送していた20年前とは大きく変わった。インターネットが普及し、スポーツや趣味も多様化した。地上波で野球中継を見ることは少なくなったが、長嶋さんに悲観する様子はなく、むしろ新しい可能性を感じている。
「環境の変化は野球界だけではなく、あらゆる分野で起こります。常に変化して、昨日と今日が同じ環境ということは一切ないと思います。コアなジャイアンツファンから、野球やスポーツを考える人たちが増えていったらいいですね。ファン層は広ければ広いほどいいと思っています」
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上重アナから出題されるクイズに長嶋さんが迷走する場面も…!
当時、コーナーのコンセプトは、巨人をこよなく愛するメンバーで「全世界をジャイアンツ一色に染める」ことだった。長嶋さんは時代の変化にも合わせ「いろんな人に参加してもらって、意見が違っても、ジャイアンツが好き、野球が好き、スポーツが好きという方向性が同じだったらいい。誰でも参加してほしいですね。阪神ファンでも日本ハムファンでも歓迎です」と門戸を開いている。
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長嶋さんは番組への意気込みについて「真剣に楽しみたい」と繰り返す。「エピソード0」では1月からの本格始動に備え、本編よりも難易度のやさしい「リハビリ」と位置付けたジャイアンツに関するクイズに挑戦する。進行役を務める日本テレビの上重聡アナウンサーから出題されるクイズに、時にはうなり、時には必死に記憶をたどり「真剣に」解答する。例えば……
「菅野智之投手が自主トレ先のハワイでいつも購入するものとは?」
「原辰徳監督が岡本和真選手に付けた新しいあだ名とは?」
長嶋さんは真剣に考えすぎたのか、迷走して珍解答も連発。用意された9つの問題を終えると「こんなに長い時間、クイズ番組をやったことがない」と力を出し切った様子だった。
また、クイズにまつわるエピソードや、野球から脱線した面白トークも必見。長嶋さんは「番組の中心はクイズですが、クイズ以外の面白い要素も楽しみにしてほしいですね。脱線が面白い。野球の話をしていたら、急に大福の話になる。バラエティーに富んだ番組にしていくことは、ぶれずにやっていきます」と見どころを解説した。
「シン・ブラックジャイアンツ計画」では、長嶋さんがクイズに20問連続で不正解となると、MC交代の可能性もある。
「環境が目まぐるしく変わって不動のものはないかもしれませんが、手放しで楽しめる番組コンテンツは必要です。気概を持ちながら、その一翼を担うスポークスマンのようになれればいいと真剣に思っています。クイズを導入にして、野球をやってみたくなったと思ってもらえたら最高ですね」
全世界をジャイアンツ一色に染めるコンセプトで生まれたコーナーから約20年。広く配信されるDAZNで、ジャイアンツはもちろん、野球、そしてスポーツの魅力を発信する。
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(Full-Count編集部)