変化球＆ワンバン“絶望状況”から盗塁ぶっ刺した　今季忘れられない“衝撃キャノン”

ソフトバンク・石川のワンバウンドのカーブを逆シングルで捕球し、二塁送球

　捕手が盗塁を刺すシーンは、野球の醍醐味のひとつ。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでは、2021年シーズンに捕手たちが見せた“108肩”を公開している。煩悩も消え去る痛快なプレーばかりで、中でもソフトバンク・甲斐拓也捕手の“キャノン”は別格。ワンバウンドを逆シングル捕球し、二塁までストライク送球する姿に、ファンからは「やっぱり甲斐だけ異次元」と驚きの声が上がった。

　6月18日にPayPayドームで行われた日本ハム戦だった。石川柊太投手が投じたカーブは大きく外れてワンバウンドに。大暴投にもなりかねない制球ミスだったが、甲斐は逆シングルでキャッチ。難しい体勢から二塁に送球し、盗塁を試みた一塁走者を刺した。

　動画では他にも楽天・太田光捕手や西武・森友哉捕手らパ・リーグを代表する面々が登場し、ハイレベルな送球も多数。ただ、甲斐の凄さを改めて感じたファンも多かったようで「やっぱ甲斐ずば抜けてるよね」「エグいぐらい曲がってんな　これで阻止してるのやっぱり甲斐キャノンはすげぇよ」と絶賛だった。