「誰も攻略できていない」米専門家たちが指摘する“投手・大谷”に必要な球種とは?

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が大谷を語る

 エンゼルスの大谷翔平投手は昨季、投打の二刀流を復活させア・リーグMVPを獲得するなど歴史的なシーズンを送った。メジャー5年目を迎える2022年に向け、米投球分析家と米データ分析会社の創始者は「投手としてまだ十分な評価を受けていない」と、飛躍に期待している。

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は、自身のYouTubeチャンネルを更新し、米データ分析のコーディファイ・ベースボール社の創始者マイケル・フィッシャー氏との対談動画を公開。

 メジャーリーガーたちの投球について話を進める中で大谷についても言及。昨年は23試合に登板し9勝2敗、防御率3.18をマークした右腕についてフリードマン氏は「彼は投手としてまだ十分な評価を受けていない選手の1人だと思う。彼の投手としての天井(限界)はまだ近くない」と指摘した。

 これにはフィッシャー氏も同感しているようで「もっとスプリットを投げるんだ」とアドバイスを送る。メジャーデビュー後の大谷のスプリットは被打率.077と圧倒的な成績を残しているだけに「誰も彼のスプリットを打てない。誰も攻略できていない球なら、もっとそれを投げるべき、進歩した分析論はそう言っている」と熱弁をふるっていた。

(Full-Count編集部)

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