阪神に残された支配下登録枠は? 新助っ人は現状2人&新人7人の加入が決定

阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】
阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】

引退や外国人の退団を含め、オフの自由契約は12選手に

 昨季2年連続の2位に終わり、2005年以降遠ざかっているセ・リーグ優勝を逃すことになった阪神。2022年が始まり、キャンプインまであと1か月を切った段階で支配下登録枠の現状はどうなっているだろうか? 編成、補強もいよいよ佳境に入ってくる段階で、その枠がどこまで埋まっているか見てみよう。

 阪神は引退した中田賢一氏(現ソフトバンク3軍投手コーチ)や岩田稔氏、退団となった助っ人のジョン・エドワーズ投手やロベルト・スアレス投手、ジェリー・サンズ外野手も含めて12選手が保留者名簿から外れた。残留するジョー・ガンケル投手やジェフリー・マルテ内野手ら、保留者名簿に記載されたのは57選手だった。

 ドラフト会議では高知高の森木大智投手を1位で指名し、2位で創価大の鈴木勇斗投手、3位で新潟医療福祉大の桐敷拓馬投手と、上位3位までは投手を指名。4位以下では智弁学園の前川右京外野手や京都国際高の中川勇斗捕手といった野手も加え、計7選手を新たにチームに迎え入れた。

 外国人補強では、パドレスに移籍するスアレスに代わる守護神候補として前パイレーツのカイル・ケラー投手を獲得。また、先発候補として前ドジャース傘下のアーロン・ウィルカーソン投手の加入も決まっている。現時点で新助っ人は2人で、支配下登録は66人。シーズン中での補強の余地を考えると、あと1人ないし2人の補強があり得るだろうか。

(Full-Count編集部)

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