ソフトバンクに残された支配下枠は? 大物ガルビス&チャトウッド加入、新人は5人

ソフトバンク新助っ人のタイラー・チャトウッド(左)とフレディ・ガルビス【写真:Getty Images】
ソフトバンク新助っ人のタイラー・チャトウッド(左)とフレディ・ガルビス【写真:Getty Images】

保留者名簿には59人記載も古谷が自由契約、岩嵜は人的補償で中日へ

 昨季は8年ぶりのBクラスとなる4位に沈んだソフトバンク。2022年が始まり、キャンプインまであと1か月を切った現段階で、今季の支配下登録枠はどこまで埋まっているのだろうか? オフの補強の動きも振り返りつつ、見ていこう。

 このオフは川島慶三内野手、釜元豪外野手(ともに楽天へ移籍)ら5選手を自由契約に。デニス・サファテ投手は引退、ニック・マルティネス投手はパドレスに移籍と7選手が保留者名簿から外れた。保留者名簿には59人が記載されていたが、そこから古谷優人投手が自由契約に。又吉克樹投手のFAでの加入により、岩嵜翔投手の人的補償による中日移籍が決まった。

 ドラフトでは1位でノースアジア大明桜高の風間球打投手を獲得。2位では慶大の正木智也外野手、3位では北海高の木村大成投手を指名し、投手と野手、即戦力候補と将来性を考慮したバランスを考えた上で、5人を指名している。

 新外国人ではメジャー通算1102試合出場、109本塁打を誇る大物遊撃手のフレディ・ガルビス内野手が加入。昨年8月に家族の事情で退団していたコリン・レイ投手の復帰も決まり、5日にはメジャー通算52勝のタイラー・チャトウッド投手の獲得も発表された。現状で新助っ人は3人に。又吉も加えて現時点での支配下登録枠は66人。育成からの昇格などを考慮しても、まだ補強の余地は残されていると言えるだろう。

(Full-Count編集部)

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