エンゼルス期待の16歳が大胆宣言「グリフィーJr.になれる」　大谷翔平には最敬礼

ベネズエラ出身のネルソン・ラダ外野手「エンゼルスが僕には相応しい球団」

　エンゼルスが国際FAで15日（日本時間16日）に獲得したベネズエラ出身のネルソン・ラダ外野手は、MLB公式の海外有望株ランキング29位に選出され、将来が嘱望される16歳。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」からインタビューを受けており、チームメートとなる大谷翔平投手やマイク・トラウト外野手についても語っている。

　ラダはエンゼルスを選んだ理由について「何よりもまず、球団のことをすごく気に入っています。それに僕に届いた最も高額なオファーでもあったので」と説明。その上で「キャリアをスタートさせる上で、エンゼルスが僕には相応しい球団と感じています」と語る。現在は母国でトレーニングを積みながらシーズンへの準備を整えている。

　登録は中堅手で「そこが自然体でプレーできるポジションだと思っています。チームの中で毎試合、中堅手としてプレーできるようになりたいですね」と意欲を見せる。憧れの選手として名前を挙げたのは、メジャー通算630発を誇るレジェンド、ケン・グリフィーJr.氏。「僕の憧れの選手で、模範となる選手でした。ケン・グリフィーJr.になれると思っています。似ている部分もあると感じています」と大胆に宣言する。

　インタビューでは、同僚となるスラッガーたちの話題にも。昨季ア・リーグMVPの大谷については「非常に感心すべき選手です。オオタニの打者と投手としての能力に非常に感心させられています。その2つを同時に完璧にやってしまうのですから、尊敬すべきことですね」と敬意を抱く。トラウトに関しても「非常に完成された選手。彼の残した成績は実に感銘を覚えるものです」と語った。

（Full-Count編集部）