いまだ無所属「NPB復帰は正直厳しい」 現役にこだわる牧田和久が見据える“進路”
NPB復帰を目指して古巣・日本通運グラウンドで自主トレ「やるだけのことをやりたい」
楽天から自由契約となった牧田和久投手がFull-Count編集部のインタビューに応じ、現役続行への熱い思いを打ち明けた。NPB復帰を目指し、古巣の社会人・日本通運のグラウンドで自主トレを継続。無所属となっている現在の心境や状態、国内の独立リーグや海外挑戦を視野に入れていることなど包み隠さずに語り尽くした。
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寒風吹き荒ぶグラウンドで関係者と2人だけの自主トレ。例年とは違った“孤独”な2月。牧田は前だけを見据え、言葉をつないだ。
「今までと違う状況ではありますけど、今まで通りしっかり身体を作ってやっています。確かにモチベーションを保つのは非常に難しいことではありますが、プラスのことだけを考えて。マイナスなことを思っているとマイナスな結果にしかならない。とにかくプラスにプラスに考えてやっています」
NPB球団からオファーはなく、無所属のまま球春到来となった。年明けから4、5勤1休のペースでトレーニング。1月中にブルペン入りするなど、昨季までと同じ強度の練習メニューで汗を流している。
「7、8割くらいは来ているかなと思います。例年は7、8割くらいでキャンプに入り、キャンプやオープン戦で徐々に上げていき、開幕に合わせていく感じでした。NPB復帰は正直、自分でも厳しいと分かっています。ただ、不完全燃焼ですし、やるだけのことをやりたいと思っています」
厳しい現実と向き合いながら闘っている。