「相変わらずバズーカ」　ロッテ加藤の“瞬殺”高速一塁牽制が「モリーナ!?」

7回2死一、二塁の場面で一塁牽制、一走の広島・坂倉を刺した

■ロッテ 10ー4 広島（オープン戦・15日・ZOZOマリン）

　ロッテの加藤匠馬捕手が15日、広島とのオープン戦（ZOZOマリン）に途中出場。7回のピンチの場面で矢のような一塁牽制球を繰り出し、一塁走者を刺した。相変わらずの強肩ぶりに「相変わらずバズーカ」「カトバズー!!」といった驚きの声があがっている。

　7回2死一、二塁のピンチの場面。打者・中村奨の場面で“加藤バズーカ”が炸裂した。3番手・国吉佑樹投手の外角球を捕球するとすかさず一塁へ牽制。一塁走者・坂倉を鮮やかに刺した。広島・佐々岡監督がリクエストを要求したが、リプレー検証の結果、判定は変わらなかった。

「パーソル パ・リーグTV」が公式ツイッターに「相手の一瞬の隙を突いた！　千葉ロッテ・加藤選手がピンチを救う強肩を見せる！」として動画を投稿。圧倒的な強肩ぶりにファンからは「あれは…Yadier Molina!?」とメジャー屈指の捕手ヤディアー・モリーナになぞらえる声や「相変わらずバズーカ炸裂するやん」「カトバズー!!」「かっこよ」「加藤バズーカきたきたきた」などの声がファンから寄せられた。

　昨季途中に中日からトレード加入し、強肩を武器に57試合に出場した加藤。今季は高卒ドラ1の松川虎生（市和歌山高）が台頭し、この試合で先発マスクを被った大卒3年目の佐藤都志也が本塁打を放つなど正捕手争いは激化している。加藤も負けじと持ち前の強肩でアピールした。