ヤンキース正捕手候補に“無名”の24歳が浮上 MLB公式「正真正銘のムキムキ」

ツインズからヤンキースへトレードされたベン・ロートベット【写真:Getty Images】
ツインズからヤンキースへトレードされたベン・ロートベット【写真:Getty Images】

ヤンキースとツインズの大型トレードで最も地味な選手だが…

 13日(日本時間14日)に発表されたヤンキースとツインズの2対3の大型トレードでは、ツインズがゲーリー・サンチェス捕手とジオバニー・ウルシェラ内野手を、ヤンキースがジョシュ・ドナルドソン内野手とアイザイア・カイナーファレファ内野手を獲得したことに注目が集まっているが、MLB公式は「ヤンキースの新たなキャッチャーは正真正銘のムキムキ」「十分な大きさのユニホームがないかもしれない」として、ヤンキースが獲得したもう1人の選手、24歳のベン・ロートベット捕手に注目した。

「ヤンキースは見過ごされていたかもしれないもう1つの大きなピースも手に入れた。『大きな』を強調しておきたい。この男を見てくれ」と紹介されたツイートの写真に映っていたのは、とんでもない太さで血管が浮き出た逞しすぎる腕。隣にいるFAでナショナルズ入りが報じられているネルソン・クルーズ外野手の腕が細く見えるほどだ。

 ロートベットは昨季、ツインズ傘下で最も守備の評価が高かった捕手で、優れたフレーミング技術を持っている。いずれ20本塁打を打つパワーを秘めていると見るスカウトもいる。

 ロートベットのパワフルなスイングは、左打者に有利なヤンキースタジアムに合うとの意見も。逆方向への打撃も魅力で、メジャー初ホームランは逆方向への417フィート(約127.1メートル)弾だった。大型トレードの中では目立った存在ではないが、正捕手候補として大化けする可能性を秘めている。

【実際の写真】血管バキバキ、極太の腕を持つヤンキース24歳の新捕手

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