大谷翔平は「昨年よりいい投球をする」 OP戦初登板前なのに…ベテラン捕手が太鼓判
オープン戦初登板となる22日へブルペン16球、投手に専念する
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、アリゾナ州テンピの球団施設でブルペン入り。オープン戦初登板となる21日(同22日)のロイヤルズ戦へ向け、捕手が座った状態で16球を投げて最終調整した。ジョー・マドン監督は「球数は45~50球程。明日は打席には立たない。明日は打撃を控えたいと彼が話していた」と投手専念で調整させる考えを明かした。
今季からナ・リーグでも指名打者制が採用される。球団は今季もDH制を解除しての投打同時出場について問い合わせているという。「(解答は)まだだ。具体的な情報はこちらに届いていない。次の登板までに打撃もできる許可が下りていることを願う」と指揮官は話した。
この日はベテランのカート・スズキ捕手が大谷のブルペン投球を受けた。「良かったよ。投げていても心地よさを感じているように見える。状態も良好。昨年よりいい投球をすると僕は感じているんだ」と好感触を語った。この日はフォーシーム、チェンジアップなどを投げた。「投球後にフォーシームについて質問してきたね。完全な真っすぐで来るわけではないんだ。(色々な動き方をするから)面白いね。直球が少しカット気味に動くんだ」と威力を語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)