筒香嘉智、開幕からマルチ安打の躍動 真価問われる米3年目で184勝右腕撃ち

「4番・一塁」で先発したパイレーツ・筒香嘉智【写真:AP】
「4番・一塁」で先発したパイレーツ・筒香嘉智【写真:AP】

第2打席では通算184勝のウェインライトから中前打、チームは完敗

■カージナルス 9ー0 パイレーツ(日本時間8日・セントルイス)

 パイレーツの筒香嘉智外野手が7日(日本時間8日)、敵地でのカージナルスとの開幕戦に「4番・一塁」でスタメン出場。第2打席から2打席連続安打を放ち、3打数2安打。9回に代打を送られたものの、幸先よくマルチ安打で滑り出した。試合は0-9で敗れた。

 最多勝2度、通算184勝を誇るカージナルスの開幕投手・ウェインライトに対し、2回先頭の第1打席は中直に。4回1死一塁の第2打席では中前に運び、今季初安打を記録した。7回先頭の第3打席では、2番手右腕ウィトグレンから左前打でマルチ安打をマーク。9回に代打が送られ、この日はお役御免となった。3打数2安打で打率.667。

 レイズからスタートしたメジャー2年目はドジャース、マイナーと所属先が変わる激動のシーズンだったが、昨年8月にパイレーツに移籍して覚醒。新天地では43試合で8本塁打、25打点をマークした。真価の問われる2022年を迎えた中、早速頼もしさを見せつけた。

(Full-Count編集部)

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