鈴木誠也、メジャー10打席目で待望の1号3ラン! 爆速178キロ弾に本拠地が総立ち

メジャー初本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】
メジャー初本塁打を放ったカブス・鈴木誠也【写真:AP】

開幕3戦目でついに出た、ベンチで抱き合い喜び爆発…2試合で驚異の6打点

■ブルワーズ 5ー4 カブス(日本時間11日・シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、開幕3戦目となる本拠地でのブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場。初回に待望のメジャー1号3ランを放った。名刺がわりの一発に、本拠地のファンも総立ちの大熱狂となった。2試合で驚異の6打点。3打数1安打、1本塁打、3打点で打率.375に。試合は4-5でカブスが今季初黒星を喫した。

 開幕からの2戦は6番だったが、この日は5番での起用。昨季は球宴にも選出されたブルワーズの先発右腕ペラルタに対し、初回2死一、二塁の第1打席で3ボール1ストライクからバットを振り抜いた。打球は悠々と左中間スタンドに着弾。メジャー10打席目での初アーチは、打球速度110.9マイル(約178キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の豪快弾だった。

 三塁を回ったところで、オープン戦でも見せた“合掌ポーズ”を披露。歓喜のベンチに戻ると、チームメートと抱き合って祝福を受け、最高の笑顔を見せた。これで2試合連続打点もマークした。

 メジャーデビュー戦となった7日(同8日)の開幕戦では初安打を記録し、9日(同10日)には初の適時打を含む3打点をマーク。それでも2三振に「全然ダメ」と反省が口をついて出た。目の前の経験を吸収しながら順応し、早くも3戦目で頼もしい一発が飛び出した。

【実際の映像】本拠地が総立ち! 鈴木誠也がついに放った126メートル豪快メジャー1号3ラン!

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