佐々木朗希の完全試合は「パTV」でも史上初の快挙！　衝撃の動画が話題に

前人未到の「13者連続三振」球場の雰囲気が徐々に変わる

　ロッテの佐々木朗希投手が10日に達成した完全試合は、プロ野球史のみならず「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルの歴史にも新たな伝説をつくった。同チャンネルで公開された佐々木朗投手の動画は、翌11日までYouTubeでの注目度を示す「急上昇ランキング」で1位、2位を独占（チャンネル史上初）。またチャンネル内の日単位での再生回数は、これまでの最多視聴回数を305万回を上回る、歴代最多の860万回となった。

　1つ目の伝説は完全試合達成の前に生まれる。連続奪三振数におけるプロ野球の歴代記録（9者連続）を大幅に更新する「13」者連続三振。徐々に積み重ねていくにつれ、球場のボルテージが上がる。日本新記録となる10者目を吉田正尚外野手から奪ってからは、興奮を通り越した独特の空気感が球場を支配していたようにも見える。何度見ても鳥肌がとまらない。

　完全試合の達成で、YouTubeチームも急ピッチで動画を作成。「THE FEATURE PLAYER」として、佐々木朗が奪った全27個のアウトを収めたまとめ動画では、上の13者連続三振の動画とともに急上昇ランキングの1位と2位を独占した。

　またこの動画では、登録者数92万人の同チャンネル編集者による巧みな編集技術が興奮をさらに掻き立てる。かっこいいBGMと放送席の実況・解説、球場内の音を調整し、完全試合達成までのストーリーを演出。達成の瞬間には……この感動は言葉ではなく、ぜひ動画で何度でも味わいたい。

　今回佐々木朗とともに注目を浴びたのは、ドラフト1位の新人捕手・松川虎生捕手だ。記録達成のターニングポイントとなった好打者・吉田正を好リードで封じると、自身のバットで佐々木朗に援護点もプレゼント。今試合の伝説における立役者の一人であると言えるだろう。