大谷翔平、262日ぶり2戦連発3号2ラン 開幕7戦HRゼロから量産態勢、敵地ファン愕然
7回にシフト破り内野安打で6試合連続安打、今季初三盗もマーク
■エンゼルス 7ー2 レンジャーズ(日本時間17日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地・レンジャーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、8回の第5打席で2試合連発となる3号2ランを放った。開幕から7戦ノーアーチだったが、ここ2試合で3発と量産態勢に入った。大谷の一発でリードを広げたエンゼルスは7-2で快勝。敵地で2連勝とした。
大谷のバットが止まらない。4-2で迎えた8回。救援ホランドから3号2ランを放った。2試合連発は2021年7月28日のロッキーズ戦以来262日ぶり、通算13度目だ。打球速度108マイル(約173.8キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)。敵地ファンも愕然とする一発だった。
1点リードの7回は足で見せた。元ソフトバンクのムーアからガラ空きの三塁線へ転がす遊撃内野安打。6試合連続安打をマークした。暴投での二進後には今季初の三盗をマーク。1死満塁からスタッシーの三ゴロの間に4点目のホームへ滑り込んだ。
初回先頭は際どいコースを攻められて見逃し三振。3回無死一、三塁の二ゴロの間に先取点を挙げ、2試合連続打点をマークした。4回2死一塁は一ゴロ失策。昨季のMVP男がいよいよ波に乗ってきた。