鈴木誠也の見逃し三振は“誤審”? 判定に番記者も異議「際どい球でもなかった」

ロッキーズ戦に「6番・右翼」で出場したカブス・鈴木誠也【写真:AP】
ロッキーズ戦に「6番・右翼」で出場したカブス・鈴木誠也【写真:AP】

鈴木が見逃し三振に倒れた際の判定が物議を醸している

■カブス 6ー4 ロッキーズ(日本時間18日・コロラド)

 カブスの鈴木誠也外野手が17日(日本時間18日)、敵地で行われたロッキーズ戦に「6番・右翼」で先発出場し、7回に右越え4号ソロを放った。先発出場した全8試合で安打を記録し、打率.400(25打数10安打)、4本塁打、10打点の大活躍を見せている。3回の第2打席では外角の際どい球をストライク判定されて見逃し三振に倒れたが、米メディアやカブス番記者は球審の“誤審”だったのではとの見方を示し、ファンも非難の声を上げている。

 4点リードの3回2死一塁の場面。鈴木はフルカウントから左腕ゴンバーが投じた6球目の外角スライダーを見送った。判定はストライクで見逃し三振となったが、これに“異議”を唱えたのがカブス専門メディア「ブリーチャー・ネーション」だ。公式ツイッターに鈴木への6球目が外角ボールゾーンを通過している投球チャートを添えて「セイヤ・スズキを三振に取る方法の一つは、(ミットに入るまで)一度もストライクゾーンにさほど近づかなかった球でストライクコールをもらうこと。驚くべき戦略だ」と記した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のカブス番記者、シャハデブ・シャルマ氏も、鈴木への6球目がボールゾーンを通過している別の投球チャート画像を自身のツイッターに添付。「セイヤ・スズキはストライクゾーンを見事に把握し、ボール球を振らないことを今日も見せた。審判たちが完璧でないことは明白だ。最後の(ストライク)コールは際どい球でもなかった」と呟いている。

 これらの投稿にファンは反応。「酷いコール。素晴らしいバッターが評価されない時って本当に残念」「これをストライクコールしたなんて信じられない」「こんな誤審をするなんて言語道断」「セイヤ・スズキがどの審判よりも選球眼が良いことの裏付けになった」とコメントを寄せている。

【実際の画像】鈴木が見逃し三振に倒れた際の投球チャート 6球目はボールゾーンを通過している

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