ダルビッシュ、9失点炎上は「忘れることできない」　本人が語った復調の理由

ノラとのコンビにも手応え「だんだんいいコンビになってきている」

■パドレス 2ー1 ブレーブス（日本時間18日・サンディエゴ）

　パドレスのダルビッシュ有投手が17日（日本時間18日）、本拠地で行われたブレーブス戦に先発。6回2/3を4安打1失点8奪三振と好投し、今季3度目の先発で初勝利を手にした。前回登板では自己最短の1回2/3を9失点と乱調だったが修正し「（前回登板を）忘れることも全然できてなかったですけど、前回のブルペンが凄くよかったのでその通りに投げれば打たれないだろうと思っていけました」と安堵した。

　地元メディア「サンディエゴ・スポーツ・ラジオ　XTRA1360」が、試合後の会見映像を公開。この日の投球で良かったことを聞かれると「右打者へのツーシームがインコースに最初の方投げ切れていたので、それがスライダーとかも有効にしたかなと思います」と振り返った。

　オースティン・ノラ捕手とのコンビも「普段も凄くコミュニケーション取ってますし、だんだんいいコンビになってきていると思います」とうなずいたダルビッシュ。野手陣の守備も安定しており「みんな動きもいいですし、集中しているのもマウンドからも伝わってくるので、そうなると僕もより集中できますし、頑張れる力になれます」と感謝した。

　パドレスで迎える2年目のシーズン。「昨年も凄く気を遣ってもらいながら、自分が投げやすいような環境をつくっていただいていたので全く問題ないですけど、色んな人の顔も性格も分かっているので、より自分的には楽にできていると思います」と話した。

（Full-Count編集部）