阪神が敵地連敗を12でストップ、NPBワースト2位は逃れる 青柳が今季初完封2勝

阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】
阪神・矢野燿大監督【写真:荒川祐史】

開幕から約1か月、ようやく敵地での初白星

■阪神 6ー0 ヤクルト(22日・神宮)

 阪神は22日、神宮球場で行われたヤクルト戦に6-0で勝利し、開幕から続いていた敵地での連敗を12で止めた。先発した青柳晃洋投手が被安打3で今季初完封、2勝目を挙げた。打線は初回に大山悠輔内野手の先制2ラン、7回には佐藤輝明内野手の適時二塁打、メル・ロハス・ジュニア外野手の3ランと主軸が役割をこなし、ヤクルトを突き放した。

 シーズン24試合目でようやく4勝と低迷する阪神は今季、開幕からビジターでの試合を実に12連敗していた。球団ワースト記録で、この日敗れるとプロ野球史上ワースト2位となる1973年の近鉄が記録した13連敗に並ぶところだった。ワースト記録は1954年の洋松が記録した15連敗。

 初回2死、佐藤輝の右翼線二塁打で好機を作ると、続く大山がヤクルト先発の高梨から左中間へ3号ソロを放った。7回には2番手の新外国人・コールに対し、1死二塁から佐藤輝が中越え適時二塁打。さらに2死一、三塁からロハス・ジュニアが左翼ポールを直撃する2ランを放った。

(Full-Count編集部)

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