大谷翔平、2試合連続マルチ 11試合ぶり4号ソロ&技あり中前打、今季4個目の盗塁も

初回の第1打席で4号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
初回の第1打席で4号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

4番スタメンは579日ぶり、初回4号ソロは631日ぶり4番弾

■Wソックス ー エンゼルス(日本時間30日・シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ホワイトソックス戦に「4番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で11試合ぶりの4号ソロを放つと、8回の中前打で2試合連続マルチ安打をマークした。

 待望の一発は、1点リードの初回2死だった。右腕ジオリトの高め93.1マイル(約149.8キロ)のフォーシームを捉えた。左中間席へ飛び込む11試合ぶり4号ソロ。16日(同17日)の敵地・レンジャーズ戦の8回に放って以来47打席ぶりだ。

 4番スタメンは2020年9月27日(同28日)の敵地・ドジャース戦以来579日ぶり。4番弾は20年8月6日(同7日)の敵地・マリナーズ戦以来631日ぶりだ。飛距離419フィート(約127.7メートル)、打球速度108マイル(約173.8キロ)、角度28度。ファンもどよめく一発だった。

 8回1死では左腕ソーザの外角ボールになるスライダーを中前へ打ち返した。今季6度目のマルチ安打。2死後、ウォルシュの打席で二塁へスタート。今季4個目の盗塁を決めた。暴投で三塁へ進むと、ウォルシュの右中間二塁打で4点目のホームを踏んだ。

 4回先頭は中飛。6回1死一塁は遊ゴロだったが、続くレンドンの右中間二塁打で激走。3点目のホームを駆け抜けた。前日28日(同29日)の本拠地・ガーディアンズ戦を今季初めて欠場。開幕20試合目で初のベンチスタートとなり、代打でも出番はなかった。休養日を挟み、大谷のバットが息を吹き返した。

【動画】大谷翔平には足もある! 休養十分で今季4個目の盗塁を決める映像

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