大谷翔平、幸運のポテンヒットで3戦連続安打　名手が打球を見失う、逆転3ラン演出

本拠地・レイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場

■エンゼルス ー レイズ（日本時間10日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、本拠地・レイズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。4回の第2打席で中前打を放ち、3試合連続安打をマークした。

　ラッキーな一打だった。1点を追う4回1死一塁。左腕スプリングスの初球スライダーを高々と打ち上げた。ファンのため息に包まれたが、名手・キアマイアーが薄暮で打球を見失った。中前へのポテンヒットとなり、一、二塁にチャンスを広げた。2死後、ウォルシュの中越え3ランを演出した。

　前日8日（同8日）の本拠地・ナショナルズ戦では「3番・指名打者」でフル出場。2点を追う9回に起死回生の同点2点二塁打を放ち、今季2度目のサヨナラ勝ちに貢献した。「ここ数試合は感じ的には悪くない。いい感じの打球も上がってますし、あともうちょっとかなという感じなので。少し我慢が必要かなと思います」。復調の一発に期待したい。