「ドン引きするくらい飛ばしたな」　スタンド上段の“超人弾”は「こんなに飛ぶんだ」

コンパクトに振ったのに…「この飛ばす力はスゴすぎるねぇ」

■日本ハム 8ー1 ソフトバンク（15日・札幌ドーム）

　日本ハム・万波中正外野手が放った“超人弾”に、衝撃が広がっている。15日に札幌ドームで行われたソフトバンク戦。6回に放った5号2ランは、左翼スタンドの上段まで届いた。広い本拠地を物ともしない規格外の一発に、ファンも「思わずドン引きするくらい飛ばしたな」「ほんとエグいホームランだ」と驚きを隠せないようだ。

　第2打席から遊撃内野安打、中堅への三塁打と快音を重ね、迎えた6回1死一塁の第3打席だった。ソフトバンク・板東が2球目に投じた高めの変化球をコンパクトに捉えたにもかかわらず、打球は巨大な放物線を描いて落ちてこない。並はずれた身体能力でかっ飛ばした当たりは、スタンド上段に着弾。場内はどよめきに包まれた。

　新庄監督も、ファンも、覚醒を期待する22歳。開幕から打率1割台と苦しんできたが、4月22日以来となる待望のアーチに加え、今季初の猛打賞と気を吐いた。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeも大注目。目の覚めるような弾道に「コンパクトに振ってこんなに飛ぶんだって事を知った万波はもう止められない」「この飛ばす力はスゴすぎるねぇ」などのコメントが並んでいた。