オリ新助っ人が特大の来日1号、骨折の西武森も復帰弾…1軍が待ち遠しい実力者たち

オリックスのジョー・マッカーシー【画像:パーソル パ・リーグTV】
オリックスのジョー・マッカーシー【画像:パーソル パ・リーグTV】

ファームで存在感…楽天・小郷は好返球&3ラン

「パーソル パ・リーグTV」では10~15日の間、イースタン・リーグ7試合、ウエスタン・リーグ2試合、ファーム交流戦2試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目シーンをピックアップして紹介。オリックスの新助っ人がいきなり放った“来日1号”は、軽々としたスイングで特大のアーチだった。

 11日の西武戦で、日本ハム・佐藤龍世内野手が勝ち越しの満塁本塁打。翌12日にも同点打を放ち、存在感を示した。コンスタントに安打を重ね、現在イースタンで打率.348。4月3日以来の1軍昇格を目指す。

 楽天・小郷裕哉外野手は、15日に行われたロッテ戦で攻守にわたって躍動。6回2死二塁で、ロッテは吉田裕太捕手の安打で二塁走者・福田光輝内野手が本塁を狙うも、小郷の好返球でアウトに。さらに、2点ビハインドの9回2死一、二塁では3ランを右翼席へ運び、チームを逆転勝利に導いた。

 西武は、右手人さし指骨折のため戦線を離れていた森友哉捕手が11日に実戦復帰。その初打席で、河野竜生投手の4球目を左翼方向へはじき返すと、第2打席でもヒットを放ち、早速2打数2安打の活躍。15日の巨人戦では9回にソロアーチをかけた。まだ守備には就いていないものの、順調な回復ぶりを見せている。

 また、ロッテ・角中勝也外野手も15日の復帰戦で2安打2打点とさすがのバッティングを披露。4月8日の楽天戦以来、約1か月ぶりの実戦だったが、これで出場12試合連続安打となった。今季初の1軍昇格に備え、ファームで万全の状態に整える。

 オリックスでは、ウエスタン初出場のジョー・マッカーシー外野手が来日初本塁打。14日、ヤクルトとの交流戦に「3番・指名打者」でスタメン出場し、3回2死一、二塁から特大の逆転3ランをたたき込んだ。なお、同日実戦復帰を果たしたT-岡田外野手にも本塁打が生まれている。

 ソフトバンクのドラフト3位ルーキー木村大成投手は、11日にウエスタン初登板。2番手で4回からマウンドに上がり、2イニングを1安打4奪三振無失点。デビュー戦で好投し、首脳陣にアピールした。

(「パ・リーグインサイト」高橋優奈)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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