“絶望魔球”を放つ鷹モイネロより凄い…三振を奪いまくるパの「ドクターK」は?
楽天・松井裕樹、「K/9」は驚異の15.12をマーク
「Monday パ」では、1軍公式戦が行われないことの多い月曜日でも、パ・リーグを楽しんでもらえるよう、旬な情報を配信。5月第3月曜日の今回は、奪三振を特集する。
前半ではセットアッパー、クローザーに注目。リリーフ陣は登板試合数に個人差が出るため、ここでは統計的に成績を分析する「セイバーメトリクス」の「K/9」を使用。投手の奪三振数を9イニング平均で表す指標で平均値は「7.60」前後。今季ここまで15試合以上で中継ぎ登板している投手を対象にした。
【パ「K/9」ランキング】
1位:松井裕樹投手 16.2回 28奪三振 K/9 「15.12」
2位:モイネロ投手 15.2回 25奪三振 K/9 「14.36」
3位:平良海馬投手 19.2回 31奪三振 K/9 「14.19」
楽天の松井は開幕から守護神として安定した投球を披露。現在首位のチームを支えている。「K/9」でもパの投手陣の中で高い数字を残しており、これは自己最多の38セーブを挙げた2019年(13.82)よりも好成績。3年ぶりの最多セーブへ向け、順調なスタートと言えるだろう。