ロッテ、苦手左腕を打てずに今季初完封負け 井口監督「ちょっと打てない」

ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口監督【写真:荒川祐史】

先発・涌井は8回途中3失点「ゲームは作ってくれた」

 ロッテは19日、ZOZOマリンでのオリックス戦に0-3と敗れた。社会人ルーキー左腕・田嶋を相手に7回まで2安打と全く打てず。黒木、増井と無失点リレーをつながれ、今季初の完封負け。貯金を吐き出した。

 チーム安打は今季最少タイの3安打。そのうち2安打が新人の藤岡裕によるもので、中村、井上、鈴木のクリーンアップは完全に沈黙した。井口監督は「(田嶋の)低めを振って助ける部分もあった。次回はそこをしっかりやっていきたい」と話した。

 立ち上がりが課題だった先発・涌井は、初回を3者凡退と無難な立ち上がり。最速146キロと球も走っていたが要所で制球が甘くなり、7回2/3を投げて3点を失った。2回は2死一塁から安達を歩かせた直後に、8番・若月に高めに抜けた144キロのツーシームを右越え二塁打とされ、2点を先制された。「ゲームは作ってくれた。大分修正して、よくはなってきた」と、井口監督は一定の評価を与えた。

 打線に関しては、左投手に課題を残している。指揮官は「ちょっと打てない。打線を含めて(対策の)ミーティングをやっていかないと」と悔し気に話した。

【動画】オリックス新人・田嶋の前にロッテ打線沈黙…ロッテvsオリックス、試合ハイライト

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