レジェンド2人の防御率はともに36.00 プホルスvsモリーナ、丁々発止の“いじり合い”

メジャー初登板を果たしたカージナルスのヤディアー・モリーナ(左)、アルバート・プホルス【写真:AP】
メジャー初登板を果たしたカージナルスのヤディアー・モリーナ(左)、アルバート・プホルス【写真:AP】

モリーナは筒香ら2人に本塁打を浴びて1回を4安打4失点だった

■カージナルス 18ー4 パイレーツ(日本時間23日・ピッツバーグ)

 ゴールドグラブ賞を9度受賞しているカージナルスのヤディエル・モリーナがメジャー19年目にして初めて投手を務めた。23日(日本時間24日)に敵地で行われたパイレーツ戦で、大量18点リードの9回に登板。いきなり筒香嘉智外野手に2号ソロを浴びるなど1イニングを投げて4安打4失点だった。試合後には15日(同16日)のジャイアンツ戦で初登板していたアルバート・プホルス内野手と“丁々発止”のやり取りを繰り広げた。

 メジャー通算2134安打&173本塁打を誇る39歳レジェンド捕手も、マウンド上では勝手が違ったようだ。先頭の筒香に一発を浴びるなど、2本塁打を許して4失点。試合後は笑顔で「シャットアウトできなくて、すごく腹が立っているんだ」とメジャー初登板を振り返った。

 15日(同16日)のジャイアンツ戦では、MVP3度を誇る42歳のアルバート・プホルス内野手がやはり大量リードの9回にメジャー初登板。1イニングを投げて3安打1四球4失点だった。ともに2本のアーチを浴び、4失点で防御率は36.00。2人のレジェンドは投球について“いじり合い”を繰り広げた。

 この日、2本の本塁打を放ち通算本塁打を683に伸ばしたプホルスは「少なくとも僕はホームランを打たれる前にアウトを取った。君は最初の打者に打たれた。僕が投げて防御率を下げるはずっだったけど、(チームは)君をマウンドに送ってしまった」と“主張”。一方、モリーナは「雨のせいでボールをしっかりグリップできなかった。降っていなければスプリットを投げていた」と“応戦”した。2人の投球についてオリバー・マーモル監督は「ヤディ(モリーナ)の方が直球を制御できていた」と冗談めかして語っている。

(Full-Count編集部)

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