投手は打球見もせず…大谷翔平の特大弾に敵地紙は愕然「復帰登板ぶち壊す」
左肩痛からの復帰登板だったアスレチックス・アービンの出端くじく
■エンゼルス 4ー1 アスレチックス(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が22日(日本時間23日)、本拠地で行われたアスレチックス戦の初回に先頭打者として日米通算150号本塁打を放った。相手先発のコール・アービンにとっては左肩痛からの復帰登板となったが、その出端に食らった特大弾。アスレチックスの地元紙「マーキュリー・ニュース」も「オオタニの本塁打がアービンの復帰登板ぶち壊す」と切なく綴った。
4月30日(同5月1日)以来のマウンドとなったアービンに、いきなり痛烈な一発を見舞った。変化球を完璧に捉えると、打球はあっという間に中堅へ。6試合ぶりの9号ソロは、打球速度108.9マイル(約175キロ)、飛距離は今季最長の443フィート(約135メートル)を記録した。
MLB公式サイトも「2球目の変化しなかったスライダーを、オオタニによって仕留められた」と強調。動画内でも「オオタニが135メートルの一発をかっ飛ばす」と言及した。節目を飾った特大弾は、味方には歓喜、敵にとっては絶望。メディアも、立場によって受け止め方が異なっていた。
(Full-Count編集部)