大谷翔平から先頭弾「打てる球を待っていた」 対戦打率5割の天敵「いつでも難題」

先頭打者弾を放ったブルージェイズのジョージ・スプリンガー【写真:ロイター】
先頭打者弾を放ったブルージェイズのジョージ・スプリンガー【写真:ロイター】

初回先頭でスプリンガーが9号先制ソロ「ホームランを打てて良かった」

■ブルージェイズ 6ー3 エンゼルス(日本時間27日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地でのブルージェイズ戦に「3番・投手兼DH」で出場し、6回6安打5失点10奪三振で今季3敗目を喫した。初回に先頭打者から被弾。貴重な一発を放ったブルージェイズのジョージ・スプリンガー外野手は「打てる球を待っていた」と多く頷いた。

 初回先頭で、粘って8球目にきた96.8マイル(約157.4キロ)のフォーシームを捉えた。中堅への先制9号ソロで、大谷の出端をくじいた。「後ろの打者が球を見られるように、球速をスコアボードで確認したりできるようにと思っていた」とスプリンガー。「ホームランを打てて良かった」と感触を噛み締めた。

 大谷との対戦はこれで通算12打数6安打、2本塁打、4打点。「彼とは何度も対戦してきたから、彼が本当に多くの異なることをできるのを知っている。(打つのに)良い球を投げてくることを願って待っていた。その球を強く打つことができたよ」と強調する。

 二刀流への最大級のリスペクトを示した上で「彼がMVPになったのには理由がある。彼はいつでも刺激的だし、スプリットはおそらく球界最高の球だ。速球をプラスマイナスできる。彼は非常に多彩なことができる」とも。「彼のような選手と対戦するのはいつでも楽しい、といっていいのか……いつでも難題だよ」と語った。

(Full-Count編集部)

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