大谷翔平と菊池雄星の“花巻東対決”は「素晴らしいこと」 マドン監督も注目

取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】
取材に応じたエンゼルスのジョー・マドン監督【写真:盆子原浩二】

2日ぶりスタメン、6月3日のヤンキース戦登板へ「準備はできている」

■エンゼルス ー ブルージェイズ(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日、試合開始11時7分)に本拠地で行われるブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場する。ブルージェイズの先発は、花巻東高(岩手)の先輩にあたる菊池雄星投手。試合前にジョー・マドン監督は「素晴らしいこと」とエールを送った。

 大谷は26日(同27日)の試合で「投打同時出場」した際に腰の張りを訴え、27日(同28日)の試合では代打出場にとどまっていた。菊池との同郷対決が注目されるこの日は、無事に2日ぶりのスタメン復帰だ。

 マドン監督は菊池との対決について「素晴らしいことだと思う。出身地がどこかに関係なく、同じ故郷から2人のメジャーリーガーが誕生するなんてね。球界にとっても、そして(大谷と菊池の)故郷にとってもいいことだと思う」と驚き、エールを送った。さらに「私は想像することしかできない。私自身は同じ高校出身の選手とメジャーリーグでともにプレーする機会はなかったから」と、自身の体験を交えてこれがどれだけ珍しいことなのか表現した。

 また大谷の6月2日(同6月3日)の敵地ヤンキース戦での先発登板について「現状では準備はできている」と、予定通りという見通しを語った。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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