大谷翔平、驚異の2打席連発で5月日曜は4発9打点 エ軍最悪5連敗で“不敗神話”止まる

2打席連続本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
2打席連続本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

初回10号ソロ&3回11号2ラン、4度の2桁本塁打は松井秀喜に次いで日本人2人目

■ブルージェイズ 11-10 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、今季3度目の1試合2本塁打をマークした。初回に6試合ぶりの10号ソロを放ち、2年連続で2桁本塁打に到達。3回には今季2度目の2打席連発となる11号2ランを放った。3打数2安打3打点、2四死球で打率.249。チームは10-11で打ち負け、今季ワースト5連敗を喫した。

 久々の一発は初回1死。右腕ベリオスのカーブを捉え、先制10号ソロを右中間席へ描いた。シーズン2桁本塁打は4度目で、日本選手では松井秀喜の7度に次いで日本人2人目。外野4人シフトの頭を越える一撃で地元ファンを沸かせた。6試合18打席ぶりの快音となった。

 打った瞬間の確信弾は3回無死一塁だった。ベリオスの高めフォーシームをフルスイング。バックスクリーンへ消える11号2ランだ。1試合2発は9日(同10日)のレイズ戦以来、今季3度目で通算9度目。2打席連発も同日以来で、今季2度目、通算5度目だ。

 6回無死二塁では右肘付近に死球を受け、本拠地は大ブーイングに包まれた。8回1死は四球で出塁。1試合4出塁は4月24日の本拠地オリオールズ戦以来、今季2度目だ。

 5月の日曜日は18打数7安打の打率.389、4本塁打、9打点、5四死球の大暴れ。今季本塁打を放った試合は負けなし7連勝中だったが、その不敗神話もストップした。31日(同6月1日)から敵地・ヤンキース3連戦に臨む。

(Full-Count編集部)

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