大谷翔平、4試合ぶり無安打 Wヘッダーで77年ぶりフル回転も…エ軍泥沼8連敗

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

先発投手→打者出場は1945年ジミー・フォックス以来77年ぶり

■ヤンキース 2ー1 エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第2試合)

 エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第2試合に「2番・指名打者」で先発出場したが、4試合ぶり無安打に終わった。チームは逆転負けで今季ワーストを更新する8連敗を喫した。

 ダブルヘッダー第1試合では「2番・投手兼DH」で投打同時出場したものの、4回途中3被弾4失点で4敗目。スポーツデータを提供する米「エライアス・スポーツ」によると、ダブルヘッダーの1試合目で投手として先発し、2試合目で投手以外として先発するのは1945年9月2日(同3日)のジミー・フォックス以来77年ぶりだった。

 ヤンキース先発タイヨンを打ち崩せなかった。初回1死は中飛、4回1死は空振り三振、7回1死は遊ゴロ。ホームズと対戦した9回2死は四球で出塁したが、連続試合安打は3でストップした。

 この日は「ルー・ゲーリッグ・デー」。2130試合連続出場した“鉄人”の功績を称えると同時に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘う人たちを支援するために制定された1日だ。ゲーリッグのワッペンを付けて臨んだ。ダブルヘッダー第1試合後、大谷は「(ボールの)見え方的には悪くないですけど、全体的な流れとして、チームの流れもそうですし、それを切れるような一本を打ててないのは反省点かなと思います」と語っていたが、勝ち星に結びつけることはできなかった。

(Full-Count編集部)

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