大谷翔平、逆転12号2ランに雄叫び 6月初アーチ、エ軍15連敗阻止へ孤軍奮闘
今季最速163キロで5回まで3安打1失点と力投
■エンゼルス ー Rソックス(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で投打同時出場した。2打席連続三振で迎えた5回の第3打席で逆転の12号2ランを放った。
リアル二刀流でかっ飛ばした。1点を追う5回1死一塁。右腕ピベッタの高めフォーシームを捉えた。逆転の12号2ラン。2打席連発した5月29日(同30日)の本拠地・ブルージェイズ戦以来10試合45打席ぶりで、6月は初アーチとなった。ダイヤモンド一周ではガッツポーズを作って雄叫びをあげた。
投打同時出場での一発は昨年9月10日(同11日)の敵地・アストロズ戦以来通算4本目だ。投球では今季最速101マイル(約162.5キロ)のフォーシームを武器に5回まで3奪三振3安打1失点と力投。孤軍奮闘の活躍を見せている。
チームは5月25日(同26日)から球団ワースト14連敗中だ。前回登板2日(同3日)のヤンキースとのダブルヘッダー第1試合では4回途中で3被弾を含む8安打4失点。4敗目を喫した。5月5日(同6日)の敵地・レッドソックス戦以来の4勝目、連敗ストッパーとなれるか。