ダルビッシュは「アンタッチャブルだった」　古巣斬りを米称賛「リグレーで圧倒」

短髪で臨んだ投球に「新鮮なヘアカットのダルビッシュが圧倒した」との投稿も

■パドレス 4ー1 カブス（日本時間14日・シカゴ）

　パドレスのダルビッシュ有投手は13日（日本時間14日）、敵地で行われたカブス戦に先発。今季最長の8回を投げて1失点7奪三振と好投し、今季6勝目（3敗）を挙げた。2018年から3年間在籍したカブスの本拠地リグレー・フィールドで快投を見せた右腕を米メディアも称賛した。

　ダルビッシュは2回、ヤン・ゴームズの左越えソロで先制されたが、直後に味方が同点に追いつくと、その後は安定感抜群の投球。3点のリードを得た直後の8回裏に2死一、三塁のピンチを背負ったが、イアン・ハップを91.1マイル（約146.6キロ）のスプリットで空振り三振斬り。右腕は雄叫びを挙げてマウンドを降りた。

　107球熱投で成し遂げた“古巣斬り”。MLB公式サイトは「ダルビッシュは（また）光り輝いていた。（被弾後は）古巣相手に事実上アンタッチャブルだった」と絶賛した。さらに、米記者も続々とツイッターに称賛の言葉を記した。米ラジオ局「XTRA1360」の司会者、ジム・ラッセル氏は「ダルビッシュは今夜素晴らしかった」と評し、地元メディア「CBSサンディエゴ」のスポーツアンカー、ジェイク・ガレグナニ氏は「新鮮なヘアカットのダルビッシュが圧倒した」と、髪の毛を短く切ったことを交えて伝えた。

「シカゴ・トリビューン」の元記者、マーク・カロ氏は「いまだにリグレーでいい投球をしていた」と綴り、地元メディア「NBCサンディエゴ」のスポーツアンカー、ダーネイ・トリップ氏は直近7登板の投球内容を列挙した上で「彼はパドレスに大きく貢献している」と高評価。MLB公式サイトのAJ・カッサベル記者は「リグレー・フィールドで圧倒するビンテージなユウ・ダルビッシュだった」と呟いた。

（Full-Count編集部）