“直角変化”で「文字通り消えた…」 衝撃の154キロ魔球は「どうやったら打てるの」
ホームズは29試合連続無失点となり、リベラの球団記録を塗り替えた
■ヤンキース 4ー0 ブルージェイズ(日本時間19日・トロント)
“リベラ超え”右腕が、驚くほど鋭角に曲がるシンカーを投じた。ストライクゾーンに構えていたはずの捕手が腕が真横に伸ばして捕球したほどの変化は「横方向の変化は常軌を逸している」「2つ目はどんだけ動いてんのよ」とファンに衝撃を与えている。
魔球を投じたのは、ヤンキースのクレイ・ホームズ投手。18日(日本時間19日)のブルージェイズ戦の9回、先頭のテオスカー・ヘルナンデスに対して1球目は95.1マイル(約153キロ)のシンカーで見逃し。さらに3球目、95.6マイル(約153.9キロ)のシンカーで空振りを奪った。映像を公開した「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は「私は実のところ、叫び声を上げてしまった」と驚きの様子を明かした。
ファンからも「2球目はどこにいった? いや、文字通り消えたから…」「どうやったら打てるのよ」「ゲームでもこんな変化せんぞ…」「トレビーノは最後の球どうやって捕ったの?」「UFOの映像みたい」と困惑のコメントが寄せられた。
ホームズはこの日も無失点で終え、防御率は0.28に。29試合連続無失点となり、ヤンキース放送局「YESネットワーク」のツイッターは、1999年のマリアーノ・リベラの球団記録を塗り替えたことを伝えた。