膝折る大谷翔平は「泣きそうに見える」　“無情判定”でも「素晴らしい対応に拍手」

4回2死カウント0-2からのボール判定に、膝折り悔しそうな表情

■エンゼルス 5ー0 ロイヤルズ（日本時間23日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が22日（日本時間23日）の本拠地・ロイヤルズ戦で見せた判定に対するリアクションが話題になっている。ストライクゾーンぎりぎりをついたように見える一投がボールと判定された際に膝を折り、悔しそうな表情を浮かべている。ファンは「もう少しで泣きそうに見える」「リアクションかわいすぎなんよ」と声を寄せた。

「2番・投手兼DH」で投打同時出場した大谷。0-0で迎えた4回2死でハンター・ドージャーにカウント0-2から投じた89マイル（約143キロ）のスプリットは、インローぎりぎりに決まったかに見えたが判定はボールだった。その瞬間、右腕は膝を折り、視線を下に落として一呼吸置いた。悔しそうな表情を浮かべながらも、必死に感情を制御している様子が伺える。

　米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は自身のツイッターに動画を投稿。さらに「ショウヘイ・オオタニがまた3者三振を奪った。4イニングで9奪三振。12者連続アウト。彼はエンゼルス唯一のヒットを打っている」と4回表終了時点での状況を伝えている。

　ファンは「他の選手、目を覚まして彼を助けて！」「よく心の声を抑えた！　素晴らしい対応に拍手」「打線援護ほしいよぉ」と同情を寄せた。ファンの思いに応えるように、打線はこの後奮起。大谷は自己最多の13三振を奪って8回無失点の好投を見せ、勝利を手にした。