ヤクルトに史上最速でマジック「53」点灯 57年ぶりの新記録、セ界貯金独占「27」

ヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】
ヤクルト・高津臣吾監督【写真:荒川祐史】

塩見のサヨナラ打で決めた! 球団最高勝率上回るペース

■ヤクルト 2ー1 DeNA(2日・神宮)

 ヤクルトは2日、神宮球場で行われたDeNA戦に2-1でサヨナラ勝ちを収め、優勝マジック「53」が点灯した。1-1で迎えた延長10回、1死満塁から塩見泰隆外野手が決勝の三塁内野安打を放った。2リーグ制後の最速マジック点灯は1965年に南海(現ソフトバンク)が記録した7月6日だったが、これを57年ぶりに更新した。

 試合はヤクルト・サイスニード、DeNA・浜口の両軍先発が好投。7回にDeNAが大田のソロ本塁打で先制した。ヤクルトは8回に1死からオスナと長岡の連打で一、二塁の好機を作り、代打・青木が遊飛で2死となってから塩見が中前に同点打を放った。

 ヤクルトは6月30日に両リーグ最速で50勝に到達。ここまで76試合を消化し51勝24敗1分けの勝率.680と驚異的な勝率を残している。球団史上最高勝率は日本一に輝いた1995年の.631で、更新する勢いだ。

(Full-Count編集部)

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