大谷翔平、3度目の月間MVPならずも… MLB公式サイトは絶賛「歴史的な6月」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

投手として4勝、防御率1.52、打者として打率.298、6本塁打17打点をマーク

 2日(日本時間3日)に発表された6月の月間最優秀選手を逃すことになったエンゼルスの大谷翔平投手。投打両部門で候補入りしていたものの、野手部門はアストロズのヨルダン・アルバレス外野手、投手部門はホワイトソックスのディラン・シーズ投手が受賞した。大谷の自身3度目の受賞はならなかったものの、二刀流右腕の活躍ぶりをMLB公式サイトは「オオタニの歴史的な6月」と表現し、称えている。

 チームが低迷した6月、大谷は投打でフル回転し孤軍奮闘した。投手として5試合に登板し、自己最多の月間4勝(1敗)をマーク。防御率1.52、29回2/3で38奪三振、キャリアハイとなる21回2/3連続無失点も記録した。打者としても自己最長タイの11試合連続安打をマークし、打率.298、6本塁打17打点を記録した。

 この投打に渡る活躍にMLB公式サイトも「二刀流のスターであるショウヘイ・オオタニにとって、素晴らしい6月だった」「オオタニは投打ともに優れていた」と着目。「昨年のア・リーグMVPは、今年のMVP争いの場に再び自身を確実に戻すことになった。そして、7月にドジャースタジアムで行われる球宴にも当確であるように思える」とも指摘し、オールスター出場も確実視していた。

 投手部門ではシーズが5試合に登板して2勝1敗だったものの、防御率0.33と驚異の成績をマーク、野手ではアルバレスが月間打率.418、9本塁打28打点と大谷を上回る成績を残し、それぞれ月間MVPを受賞した。とはいえ、投打双方で大谷が残した成績も特筆ものだっただけに、MLB公式サイトでも「オオタニは自身の基準からすると比較的スロースタートだったが、現在は昨年の活躍に酷似するかのような数字を積み上げている」と評されていた。

(Full-Count編集部)

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