大谷翔平、8試合ぶりマルチ 左前へ161キロ打&技あり打、球宴DHで2年連続選出

「3番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
「3番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場

■オリオールズ ー エンゼルス(日本時間9日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。3回に左前打を放つと、7回の左前打で8試合ぶりのマルチ安打をマークした。

 トラウトの先制3ラン直後の3回1死。右腕ウェルズの真ん中スライダーを左前へ打ち返した。打球速度100.2マイル(約161.3キロ)。べーブ・ルースの生まれ故郷で快音を飛ばした。5回無死一塁は大きな左飛に倒れたものの、7回2死で左腕アキンの内角球を詰まりながらも左前へ。今季21度目のマルチ安打をマークした。

 オールスター戦(ロサンゼルス)の先発出場野手を決める最終ファン投票の結果が発表され、大谷はア・リーグ指名打者部門で2年連続2度目の選出となった。「去年も楽しかったので、今年も楽しみに頑張りたいなと思います。何回選ばれても嬉しいものというのは変わらないかなと思います」。ファン投票選出の御礼マルチとなった。

 前日7日(同8日)の敵地・オリオールズ戦では「3番・DH」で先発出場。3打数無安打1四球で2試合ぶり無安打に終わった。チームも7月初の連勝を逃し、借金は今季最多タイ8に膨らんでいた。勝ち星をつかめるか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY