大谷翔平、9勝目の権利 5回まで1失点好投&2点三塁打、104年ぶり偉業へ王手なるか

アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

2006年ラッキーの30回2/3連続無自責点の球団記録も更新

■エンゼルス ー アストロズ(日本時間14日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地・アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場した。5回まで3安打1失点と好投し、9勝目の権利を手にした。また、日本人先発として最長となる32回連続無自責点記録を樹立した。

 快記録を作った。4回無死一塁からブレグマンを左飛に打ち取り、32回連続無自責点。直後の同1死二塁からグリエルに右前適時打を許したものの、2006年にジョン・ラッキーが樹立した1972年以降の球団記録30回2/3も更新。日本人の先発投手としては13年に岩隈久志(マリナーズ)がマークした31回2/3を抜いて最長記録とした。5回まで89球(ストライク56球)を投げて9奪三振2四球、3安打1失点。

 バットでは2回2死一、二塁で右翼線へ2点三塁打を放ち、一時リードを3点に広げた。球団によると、エンゼルス先発投手で三塁打を放つのは1972年6月27日のノーラン・ライアン以来だ。

 前半戦ラスト登板。チームは5連敗中で、今季5度目の連敗ストッパーの期待がかかる。勝てば自身6戦6勝。1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打の偉業へ王手となる。

(Full-Count編集部)

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