球宴第2戦、柳田が“清宮バット”で決勝弾&MVP「フィーバーにあやかりました」

決勝点となるソロを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:共同通信】
決勝点となるソロを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:共同通信】

全パが2-1で2連勝、先発の佐々木朗が日本人最速162キロを計測した

■パ・リーグ 2ー1 セ・リーグ(27日・坊っちゃんスタジアム)

「マイナビオールスターゲーム2022」の第2戦が27日、松山・坊っちゃんスタジアムで行われ、パ・リーグが2-1で接戦を制して2連勝を飾った。1-1の6回に柳田悠岐外野手(ソフトバンク)が放ったソロが決勝点。注目を集めた先発の佐々木朗希投手(ロッテ)は、2014年に大谷翔平投手がマークした球宴日本人最速に並ぶ162キロを計測した。

 26日の第1戦を清宮幸太郎内野手の劇的サヨナラ弾で勝利したパ・リーグは佐々木朗が先発。ウォーカー(巨人)の打席で162キロをマークしたが、中前に弾き返された。1死満塁から佐藤輝(阪神)の左犠飛で1点を先制され、1回を投げて3安打1失点だった。

 1点を追うパ・リーグは2回、佐々木朗の“相棒”こと18歳の松川(ロッテ)が1死二、三塁から右前適時打を放ってすぐさま追いつく。同点で迎えた6回には柳田が左翼スタンドへ勝ち越しソロを放った。9回には1アウトごとにモイネロ(ソフトバンク)→松井(楽天)→益田(ロッテ)と豪華マシンガン継投で1点差を守り抜いた。

 MVPは決勝弾の柳田。試合後のヒーローインタビューでは、「清宮フィーバーにあやかりました」と“弟子”のバットを借りて打席に入ったことを明かした。さらには「素晴らしいバットを使っておられる、素晴らしい守備も見せてくださりました」と続け、最後はビッグビスポーズで「やったぜ!」と笑顔を見せた。

(Full-Count編集部)

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