51歳と思えぬ飛距離に「落合さんの真似した」 モルツ野球MVPに柵越えの宮本慎也氏

元ヤクルト・宮本慎也氏【写真提供:サントリードリームマッチ2022広報事務局】
元ヤクルト・宮本慎也氏【写真提供:サントリードリームマッチ2022広報事務局】

敢闘賞には3者連続三振奪った上原浩治氏

 プロ野球のかつてのスターが一堂に会する「サントリードリームマッチ2022」が1日、東京ドームで開催され、山本浩二監督(元広島)率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」が9-2で、田尾安志監督(元中日など)の「ドリーム・ヒーローズ」に圧勝した。女優の菜々緒さんの始球式で華やかな雰囲気に包まれた球場で、衰えぬプロの技を存分に見せつけた。

 MVPに選出されたのは、モルツ球団の宮本慎也氏(元ヤクルト)。遊撃守備では、パンチ佐藤氏(元オリックス)が放った三遊間の小飛球をランニングキャッチし、7回の打席では、岩本勉氏(元日本ハム)から左翼席へ飛び込む本塁打を放った。51歳とは思えぬ飛距離の理由を「落合博満さんの真似をして打ったら、飛びました」と話し、笑わせた。

 敢闘賞には、8回に登板し3者連続三振を奪った上原浩治氏(元巨人)「こだわり酒場のレモンサワー賞」にはこちらも柵越え本塁打を放った和田一浩氏(元西武など)が選ばれた。

 試合前には女優の菜々緒さんがサントリー「オールフリー」をイメージしたという、背番号「770」のオリジナルユニホームで始球式に登場。打者の古田敦也氏(元ヤクルト)がお尻をセクシーにマウンド方向へ向ける“菜々緒ポーズ”で挑発する場面も。これに、菜々緒さんは笑顔で応戦。捕手へ力強いボールを投げ込んでいた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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