大谷翔平は「冬にトレードされる」 2発でも“なおエ”に米記者も同情「僕は心変わり」

本拠地アスレチックス戦に出場しtエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
本拠地アスレチックス戦に出場しtエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式のマイク・ペトリエロ記者がSNSで心情を吐露した

■アスレチックス 8ー7 エンゼルス(日本時間5日・アナハイム)

 エンゼルスは4日(日本時間5日)に本拠地で行われたアスレチックス戦で“不思議の負け”を喫した。「2番・指名打者」で出場した大谷翔平投手が今季5度目の1試合2発となる23、24号を放つなど、チームとして1試合7本塁打を記録しながら敗れる惨状に米メディアも愕然。大谷のトレードに否定的だった記者は「オオタニはこの冬にトレードされる。僕は完全に心変わりした」とSNSに綴っている。

 大谷は初回に23号、7回に24号。他にもスズキ、ウォード、アデル、ウォルシュ、モニアックに一発が飛び出したが、エンゼルスは勝利に届かなった。MLB公式サイトのマイク・ペトリエロ記者は自身のツイッターに「オオタニはこの冬にトレードされる。僕は完全に心変わりした」と綴り、さらに大谷ら主力選手が活躍しても勝てない“なおエ”の英語バージョン「Tungsten Arm O’Doyle」と記して投稿している。

 ペトリエロ記者は7月28日に「私は本来、オオタニのトレードには消極的な意見だ。なぜなら彼は替えがきかない選手だから。同等の価値のある選手を手に入れることは絶対にない。しかしながら、その考えが弱まり始めている。7年連続勝率5割以下のチームだ」とツイッターに綴っていた。

 2014年を最後にプレーオフから遠ざかるエンゼルスは、この敗戦で今季成績が44勝61敗。ワイルカード3番目枠とのゲーム差は12と、プレーオフ進出には極めて厳しい状況にある。投打に奮闘しながら勝利に恵まれない大谷に、周囲から同情の声が集まっている。

(Full-Count編集部)

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