日本ハム・マルティネスが再合流 夫人出産に立ち会い「家族と寄り添える時間を」

日本ハムのニック・マルティネス【写真:石川加奈子】
日本ハムのニック・マルティネス【写真:石川加奈子】

札幌での出産に「外国でこんなに勇気がいることをしてくれたことは素晴らしい」

 日本ハムのニック・マルティネス投手が3日、札幌ドームで楽天戦を戦うチームに合流した。先月26日のオリックス戦で3勝目を挙げた後、出場選手登録を抹消され、1日に札幌市内で第1子となる長女・ヴェラちゃんを出産したキンバリー夫人に付き添っていた。

 チームメートから祝福された右腕は幸せオーラ全開だった。「本当に幸福で恵まれている。奥さんも健康で子供も元気。どちら似かって? 奥さんに似ているので、とても良かった」と満面の笑みを浮かべた。

 家族との時間を確保するため、札幌での出産を決めた。「家族として大きな決断だった。できるだけ、長い時間、家族と寄り添える時間があると思ったのが一番の要因。奥さんが外国でこんなに勇気がいることをしてくれたのはすばらしいこと。改めて、とても強い女性だなと思った。男ではできないようなことをやってくれた」と出産に立ち会ったマルティネスは妻をねぎらった。

 すでにおむつ交換を1度経験したという。「メチャクチャ泣かれたよ」と苦笑いしながらも、うれしそうに語った右腕。「明日は病院でお風呂の入れ方を奥さんと一緒に教わる。実際には僕の手ではできないないので、奥さんが入れるのをそっと見守るけどね」と笑った。

 チーム勝ち頭で防御率はリーグ3位の1.88と先発の中心を担う助っ人右腕にとって、第1子の誕生は大きなモチベーションになっている。「子供を授かる前は、自分自身が野球が大好きという気持ちでやってきた。今も野球が大好きなのは変わらないが、娘のためにプレーするという気持ちが加わった。父親がこういう仕事をしているんだというところを見せてあげたいというプライドを持っている」と力を込めた。8日からのオリックス3連戦で復帰が見込まれるマルティネスの“パパ初登板”に注目だ。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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