サヨナラ勝ちで連敗ストップのヤクルト小川監督「最後まで諦めなかったことが結果に」

サヨナラ適時打を放ち同僚から祝福を受けるヤクルト・荒木【写真:荒川祐史】
サヨナラ適時打を放ち同僚から祝福を受けるヤクルト・荒木【写真:荒川祐史】

3点ビハインドの展開も山田、バレンティンの1発で追いつき、延長10回に荒木がサヨナラ打

 ゴールデンウィークに、長いトンネルを抜けた。6連敗中だったヤクルトは3日、本拠地・神宮球場での中日戦にサヨナラ勝ち。6-6で迎えた延長10回1死で、代打・荒木が中日の守護神・田島から左翼へサヨナラ適時打を放って7連敗を逃れた。

 初回にバレンティンが今季8号のソロ本塁打を放つなど、序盤に3点をリード。今季2勝目を目指す先発の由規が6回途中まで踏ん張ったが、2番手中尾が同点に追いつかれ、由規は3失点。3番手の近藤も7回に3点を奪われて逆転を許した。しかし、その裏に山田の8号ソロとバレンティンのこの日2本目となる9号2ランが飛び出し、試合は再び振り出し。これが結果的に、延長10回でのサヨナラ勝利に結びついた。

 試合後、小川淳司監督は「本当によく打ってくれた。3点取った後、追加点の思いはあったが、併殺などで取れなかった。粘りがあった。最後まであきらめなかったことが結果として出た」と興奮を隠せなかった。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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