イチロー球団特別補佐就任の意味を好敵手が“推察”「GMになって現役復帰…」

球団特別補佐に就任することになったイチロー【写真:Getty Images】
球団特別補佐に就任することになったイチロー【写真:Getty Images】

同地区レンジャーズの遊撃アンドラス「対戦できたのは幸運だった」

 マリナーズのイチロー外野手が3日(日本時間4日)、今季は戦列から離れ、球団特別補佐に就任することになった。この発表を受け、米球界には大きな衝撃が広がった。現役選手やOB、関係者らがそれぞれに思いを語っているが、ア・リーグ西地区の好敵手として戦ってきたレンジャーズのエルビス・アンドラス内野手は、独自の興味深いウィットの効いた“推察”を披露している。レンジャーズの地元紙「ダラス・モーニングニュース」電子版が伝えている。

 2009年に20歳の若さでメジャーデビューしたアンドラスは、イチローが2012年途中にヤンキースへトレード移籍するまで、そして今季6年ぶりに古巣復帰してから、同地区の好敵手として対戦を繰り返した。2016年にはメジャー通算3000安打を達成し、将来は殿堂入り間違いなしと言われる背番号51について、「日本にいる頃から彼には才能があると、みんな知っていた。ただ彼の取り組み方や、野球に対しての準備は信じられないもの。彼は毎日プレーし、その才能を証明してみせた。僕自身にとって、選手として対戦できたのは幸運だった」を話したという。

 44歳になった今季も現役続行の道を選び、15試合に出場して44打数9安打の成績だった。チームの勝利を最優先に考え、特別補佐という形でフロントオフィス入りすることにしたが、アンドラスは興味深い推察を披露。イチローは最終的にマリナーズのGMとなり、自身の現役復帰を狙うのではないか、というものだ。

「全盛期の彼は、野球のボールを使ってやりたいことは何でもできた」と語ったアンドラスも、やはりイチローがこのままグラウンドから姿を消すとは思いたくないようだった。

(Full-Count編集部)

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